AタイプのB型肝炎ウイルスは欧米に多いです。
日本では、今までほとんどみられませんでした。
しかし、海外旅行中に感染したり、外国から入ってきたAタイプのB型肝炎ウイルスに感染する人が増加しています。
2004年の献血のときに見つかったB型肝炎ウイルスのおよそ22.9%は、Aタイプです。
それから、4年の間におよそ10倍に増加しています。
感染経路として、一番多いのは性交渉です。
成人が、B型肝炎ウイルスに感染すると、急性肝炎を起こすことが多いです。
症状は、「全身の倦怠感」「食欲の低下」「尿の色が濃くなる」などです。
その後、およそ1?2ヵ月でB型肝炎ウイルスが排除されます。
しかし、1?2%は慢性肝炎に進行してしまいます。
AタイプのB型肝炎ウイルスに感染すると、その3?5%は慢性化すると分かっています。
また、稀ですが劇症肝炎を起こすことがあります。
劇症肝炎は、肝細胞が急激に短期間で壊され、命にもかかわります。
慢性肝炎にかかると、肝硬変や肝がんに進行する危険性もあります。
感染しているかもしれないと思う人は、検査を受けて調べることが大切です。